ケアセンター 看護トピックス「口腔ケア」
新年あけましておめでとうございます。
皆様、お正月はいかがお過ごしでしたか?
お節やお雑煮など沢山召し上がった方も多いかと思います。
いつまでも、口から食られる事は実は、幸せ(幸福)な事なのです。
そこで、ライトケアセンターひかりの里で取り組んでいる口腔ケアについて紹介したいと思います。
まず、昼食前の手洗いとうがいを推奨しています。
朝食後に歯磨きをしていても口腔内は意外と食べ残りが残っていたり、
日本人の7割が歯周病と言われていますので、食べる前にうがいをして
スッキリと召し上がっていただきたくて、緑茶でうがいをしてもらっています。
インフルエンザ予防にも繋がるんですよ。
次に、食事前の嚥下体操をします。
口の周りや首や肩の緊張を解かしてストレッチをしたり、しっかり噛めて、
咽ることなく飲み込むことができることが口福に繋がります。
また、病気でどうしても飲み込みが悪い人や発声が出にくい方は、
看護による口腔リハビリも実施しています。
しっかりゆっくり噛んで食べてもらうことで、唾液が分泌され味覚を味わうことで、
認知症の進行も妨げる事もできると実証されています。
本来ならば30回噛んで飲み込む方が理想的と言われています。
なかなか難しいのですが、消化も良くなり便秘予防にもなります。
また、歯ブラシは皆さんいつ交換していますか?
毛先がバサバサになっている方はもちろん交換をお勧めします。
本来ならば、毎月1回歯ブラシも交換した方が良いそうです。
歯を磨くだけではなく歯茎のマッサージをして歯周病を予防しましょう。
新し歳に綺麗な歯ブラシで、今年も皆様と口福(幸福)になりたいと願っています。