サンライト海老津『クラブ活動紹介』
秋も深まり始め、一日の寒暖差が激しくなってきました。
スタッフ・ご利用者様含め体調管理には十分気を付けて行きたいと思っています。
今回はクラブ活動の紹介ということで、『フットケア』についてご紹介したいと思います。
『フットケア』の概念について看護大辞典では、
「足関節から末端部分の組織(皮膚、爪、骨、関節、腱など)に対して関心を払い、
正常と異常、問題点とその原因を明らかにし、問題の改善と予防を目的に足湯、
爪切り、皮膚角質の処理、肌の手入れ、マッサージなど適切な技術を施す行為」
とされています。
看護師による日々の健康管理を行う中にも、ご利用者の足の状態(浮腫など)や
足の痛みなどについても確認させて頂いています。
クラブとして行う『フットケア』では、看護師により施行した方が良いと思われる
ご利用者様や希望されるご利用者様を対象としています。
下記の写真のように足浴やマッサージによる血流の改善を目的に実施しています。
病気の影響による下肢の浮腫みや寒さなどによる運動不足から血行不良となって
浮腫むケースも多いため、手軽に行えるセルフケアについても説明するように
努めています。
足浴の際は複数種類の入浴剤を準備し、本人の気分に合わせた匂いのする入浴剤を
使用することでよりリラックス効果が得られるようにしています。
ご利用者様も香りを楽しまれる一つとなって好評です。
寒さが進むと皮膚も乾燥してくるので、フットケア後の保湿クリームも活用して
しっかりとスキンケアをしていきたいと考えています。
下肢の浮腫みに関しては看護職員のみでなく、入浴時に介護職員が観察できたり、
機能訓練指導員による評価・訓練時にも見つけることが出来るため、今後も職員間で
情報共有していき、『フットケア』クラブの参加へ繋げて行きたいと考えています。