インフルエンザ等 感染予防について
寒い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでですか?寒くなってくると、さまざまなウイルスによる感染症が流行ってくる季節でもあります。
インフルエンザやノロウイルス、新型コロナウイルスもそうですね。
今回はこのような感染症にかからないための予防法をお話ししたいと思います。
感染予防のために必要なのは
「感染経路のシャットダウン」・「病原体の排除」・「免疫力の向上」です。
①手からの感染を防ぐには、手洗いが有効です。
帰宅時、調理前後、食事の前、咳やくしゃみをした後などは意識的に手洗いをしましょう。
石鹸をよく泡立て、洗い残しのないように爪の間、指の間、手首までしっかりとこすり、
すすぎ残しのないよう、 流水でしっかりと石鹼を落としましょう。
清潔なタオルやペーパータオルで水分を拭き取ります。
出来るだけタオルの共有は避けることが好ましいと言われています。
②空気中のウイルスは、口から侵入して喉の粘膜に付着し、体内へと取り込まれます。
付着したウイルスを洗い流すためには、うがいが有効的です。
うがいの方法としては、まず口の中に水を含んで食べかすなどの汚れを浮かし、吐き出します。
もう一度口に水を含んだら上を向き、のどの奥まで水を当てて
15秒ほどガラガラとうがいをしましょう。
外から帰った時や食事の前などはうがいをしましょう。
ライトでは昼食前にご利用者様に緑茶でうがいを行っていただくようお願いをしています。
③感染しない・させないためにはマスクが有効的です。顔とマスクの間に隙間を作らないよう、口までしっかりと覆いましょう。
④免疫機能が十分に獲得されていない乳幼児や加齢と共に免疫力が低下する高齢者は、
病原体に対する抵抗力が弱く、 感染症などの病気にかかりやすいと言われています。
そのため、免疫力を高めるような生活習慣を心掛けましょう。
⑤十分な睡眠をとり、ストレスを貯めず、適度な運動をし、バランスの良い食事を摂りましょう。
⑥換気や湿度の管理も大切になります。部屋の空気をしっかりと入れ替えるには、
対角線上になるように2か所以上の窓を開け、空気の通り道を作りましょう。
換気の目安として、2時間に1回5~10分程度が目安とされています。
適切な湿度は40~60%といわれています。
加湿器を使ったり、加湿器がない場合にはタオルを室内に干したり、カーテンを霧吹きで湿らせたり、
バケツに水を張り筒状に丸めた新聞紙を挿しておくと簡易的な加湿器代わりとなります。
ただし、湿度の上がり過ぎには注意しましょう。
感染症を完全に避けることはできませんが、
日ごろから予防対策を心掛けることで発症のリスクを減らすことは可能です。
感染経路をシャットアウトするために手洗い、消毒、マスクの着用などを徹底し、
生活リズムや食生活を整えて感染症にかかりにくい身体を作っていきましょう。
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