リハビリトピックスのご紹介

令和4年を迎えて2ヶ月が経過しましたが、体調の方はいかがでしょうか?

ライト総合ケアサービスは年末年始の計4日間、デイサービスはお休みでした。

年明けの業務開始初日はやはり体が重く感じましたが、

少しずつ生活・仕事リズムも戻ってきています。

 

話が少し逸れてしまいましたが、

今回はサンライト海老津のリハビリのトピックスの一つをご紹介したいと思います。

今回ご紹介するのは、サンライト海老津の職員が手作りしたものになります。

 ※インターネットで調べていた時に見つけたものを参考にさせて頂いています。

 

下記の写真は、

認知機能が低下している方

脳卒中発症後の合併症で引き起こされる高次脳機能障害の方などの

ご利用者を対象に取り入れている物の一つになります。

実施することでの効果としては、

注意力や集中力、判断力、認知機能の向上などが挙げられます。

もちろん、健常者の方が行うことで上記効果が期待できます。

 

 

実施する方法としては、

マグネットに記載されている数字をボードに記載されている数字の上に乗せていきます。

簡単そうに見えますが、一度やってみるとなかなか難しく時間を要してしまいます。

 

実施する方のレベルに合わせて難易度が変更できるように、

クリアケース内に入れている用紙を入れ替えて使用しています。

1番から35番までを順番に並べている用紙から、

順不同の順番になっている用紙など使い分けて難易度を調整することができます。

 

現在は数字のみで行っていますが、

マグネットや用紙を数字以外に変更して行うと、また違った感覚で実施することができます。

今後はひらがな・カタカナでの50音を活用したり、

記号や絵文字を活用することで、ご利用者も飽きることなく取り組めると考えています。

 

起立や階段訓練を行うことで下肢の筋力が強化され、

歩行訓練を行うことでバランス感覚が養われていきますが、

認知・注意機能にもアプローチすることで転倒予防に繋がるとも言われています。

 

ご利用者が在宅生活を長く続けていくためには、

転倒リスクを軽減していくことが重要なポイントの一つになります。

リハビリはきついと捉えている方もいらっしゃいますが、

ご利用者が自発的に楽しい・面白いといった感じを持っていただけるよう、

また、自身が望んでいる目標が達成できるようなアプローチを

提供していけるよう努力していきたいと思っています。

 

現在ライト総合ケアサービスが運営するデイサービスは

宗像に3施設、岡垣に1施設の計4施設あります。

施設ごとに入浴設備や運動器具少し異なる点がありますが、

ご利用者の状態に合わせたリハビリを機能訓練指導員は考えて提供しています。

ライト総合ケアサービスを利用中のご利用者が

満足していただけるような内容を提供できるよう精進してきたいと思っています。

文責:松本 淳志